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転院まで

手術を行うためには、黄疸を取る必要があるとのことで、転院の前にお腹の中に管を入れて胆汁が通るようにする処置(胆導ドレナージ:PTCD)をすることになりました。これは外科がやるのですが、外科医は手術の予定が詰まっていて時間が取れなく、なかなかできないのです。予定に入れてやればよいと思うのですが、手術の空いた時間にやるとのことで、いつになるかわからなくて、その間にも腫瘍は段々と大きくなっているはずで、助かるものも助からなくなり、気が気ではありませんでした。
内科の先生に毎日のように聞くのですが「外科には言ってあるから」と言うだけで、何か外科に遠慮しているような感じでした。ここでも大学病院では科が違うと全く連携が取れないようです。
2007年9月14日、やっとPTCDをやってもらいました。経験のある人はわかると思いますが、部分麻酔なので、手術中の先生達の会話が全部聞こえるのでとても不安でした。若い研修医が「そこじゃない、もっとこっちだ、肝臓が破れるぞ」などと、先輩の医師に怒鳴られながらやっているのですから生きた心地がしません。
ともかくも処置は終わり、少しでも栄養を取るため、点滴だけでなく経口栄養剤も飲んで転院を待つことになりました。
お腹の中に入れた管(ドレナージ)は動きやすいので、ベッドであまり動かないようにしていたのですが、経過の観察でレントゲンを撮ったら動いてしまったことがわかり、9月19日急遽管の入れ直しを行ったところ、なかなかうまくいかないので、夜8時過ぎから体の外から直接肝臓に管をつないで、胆汁を排出する手術をしました。
そしてその翌日、2007年9月20日、やっと○○病院に転院し手術を待つことになりました。
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セカンドオピニオンその2

セカンドオピニオンを受けた後、入院している病院の主治医に、もう一つのセカンドオピニオン予約を取り消したことを話したところ、先生は絶対に受けるようにと強く勧めました。もう取り消しましたと言いましたが、また申し込めばいいと言われ、結局もう一度申し込みました。後からわかったのですが、主治医は以前その病院に勤めていたとのことで、最初から紹介してくれればよいと思うのですが、大学病院という組織の中では、簡単に他の病院を紹介するわけにはいかないのでしょうか。それでわざわざセカンドオピニオンという患者が自発的に受診する方法を取ったのかもしれません。
2007年9月11日、都内の○○病院で2つめのセカンドオピニオンを受けました。
外科の担当医は、手術できるが成功率は2、3割、血管(門脈)への浸潤はない、ステージはⅢとの判断。CT画像が1か月前で古いため、明日この病院でもう1度CTを撮り判断したいとのこと。
手術の可能性が出てきたので、翌日またCTを撮ってもらい説明を聞いたところ、腫瘍は1か月経ち大きくなってしまっているが、その割には暴れていない。肝臓など他の臓器への転移は見られないとのこで、手術を受けることを決め、その病院への転院をきめました。
入院している病院の主治医は、手術できることを喜んでくれて、転院に向けて準備を始めました。
セカンドオピニオンで外出した3回とも、絶食しているため朝点滴を外し家族に付き添ってもらいタクシーで往復で、都内といっても時間もかかり大変でした。

セカンドオピニオンその1

セカンドオピニオンが決まると、入院している病院の先生(内科)が何を聞いたらよいのかポイントを教えてくれました。
 肝臓の腫瘍は良性か、悪性か→悪性ならば膵臓からの転移なので手術できない
 問題の腫瘍は膵臓にあるのか、後腹膜にあるのか
 腫瘍は悪性か、良性か、進行度は
 血管(門脈)、十二指腸に浸潤しているか→浸潤していると手術できない
 手術ができないとすると、内科的な治療法はどうするのか→抗癌剤のみか、放射線、
 温熱療法などを併用するのか
などです。
また前後して、膵臓ガンの予後は非常に悪く、抗癌剤で腫瘍が小さくはなっても、消えることはない。抗癌剤が効かないこともある。手術できない場合、この病院では放射線や温熱療法も可能だが、普通1年持たない人が多い。抗癌剤を使わなければ4か月位だ。職場復帰は無理。ととても厳しい説明を受けました。
その頃は確定診断はないものの、おそらくガンだろうとは覚悟してなんとも重苦しい気持ちになっていましたが、以前ガン患者がモンブランに登山した活動を主宰した倉敷の伊丹医師が生きがい療法というのを行っていたことを思い出し、関係の本を取り寄せ病院内で読み始めました。これが、ガンと向き合い闘病、勉強を始める契機になったと思います。
2007年9月4日、都心にある○○病院で1回目のセカンドオピニンを受けました。
CT画像を見て、外科の先生は
 肝臓の腫瘍は良性(血管腫)である。
 腫瘍は後腹膜ではなく膵臓にある。
 悪性の可能性が大きいが、十二指腸の組織検査を行う必要がある。
 腫瘍は血管(門脈)、十二指腸に浸潤している。
 腫瘍の大きさは4cm位。
 手術は可能だが、成功率は5パーセント位、手術で死亡することもある。
 手術(開腹)しても肝臓に転移していると手術は中止になる。
 自分は外科医なので切るのが仕事だから、切れと言われれば切るが手術は勧められ
 ない
 手術は別として、早く治療をするべき。
 抗癌剤(ジェムザール)は黄疸が出ていて使えないので、まず黄疸を治療するべ
 き。
 放射線治療だけでも先行してはどうか。
とのこと。専門の外科医に手術は勧めないと言われ諦めてしまい、手術せずに抗癌剤の治療を受けることを決め、厳しい予後を覚悟して、もう一つ予約していたセカンドオピニオンも取り消してしまいました。
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